第60回西部伝統工芸展 入選|甘木絞り着物「白夜」白影絞り・天然藍染めによる伝統技法の現代的再興

第60回西部伝統工芸展に入選した甘木絞り着物「白夜」のアイキャッチ画像

第60回西部伝統工芸展 入選のご報告

このたび、第60回西部伝統工芸展におきまして、作品が入選の栄をいただきましたことをご報告申し上げます。

作品タイトル:甘木絞り着物「白夜」

明治・大正期へ遡る技法「白影絞り」を現代へ

本作は、甘木絞りに伝わる伝統技法「白影絞り」を用いた作品です。現存する甘木絞りでの白影絞りの作例は明治・大正期にまで遡り、長らく顧みられることのなかった技術を現代に再興すべく、研鑽を重ねてまいりました。失われかけた技の息吹を今に蘇らせながら、現代の感性に寄り添うデザインへと昇華させることを目指しております。

天然灰汁発酵建ての藍が生む、深い静けさ

染めには、天然灰汁発酵建ての藍を用いました。

作品コンセプト|昼の光では見えないけれど、確かに存在するもの

コンセプトは、「昼の光では見えないけれど、確かに存在するもの」。目に映るものだけが全てではない——藍の深みと絞りの重なりの中に、その静かな真実を宿らせました。

作品名「白夜」に込めた想い

作品名「白夜」には、白夜の空のように——明るさの中にありながら、なお深い闇の中の夜の星々——そのような情景への想いを重ねました。目に映るものだけがすべてではない。形には見えなくとも、本質は確かにそこに在る。その見えざるものへの確信を、静かに見つめ、感じとりたい——そのような想いが、この作品の根底に流れています。

九州・山口・沖縄の伝統工芸が一堂に会する公募展

本展は、九州・山口・沖縄の優れた伝統技術を継承しつつ、現代の暮らしに息づく新しい美を追求する公募展です。今回は入賞・入選作品計257点が一堂に会します。お近くにお越しの折には、ぜひ会場にて実物をご覧いただけますと幸いに存じます。


展示会場のご案内

福岡会場

  • 会場:岩田屋本店 本館7階 大催事場
  • 会期:2026年5月27日(水)〜 6月1日(月)
  • 時間:午前10時〜午後7時(最終日は午後5時終了)
  • 観覧料:無料

巡回展

  • 熊本会場:6月4日(木)〜 6月9日(火)
  • 沖縄会場:6月30日(火)〜 7月5日(日)

皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。


展覧会の詳細・お問い合わせ

本展は、公益社団法人日本工芸会西部支部などが主催する歴史ある公募展です。福岡会場の作品詳細については、福岡三越4階の岩田屋三越美術画廊でもお問い合わせを承っております。


日本工芸会|第60回西部伝統工芸展


岩田屋三越 美術画廊 インフォメーション|第60回記念西部伝統工芸展

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